創業者からのメッセージ

ドリームリンクとは。

企業経営とは国作りと同じだと思います。企業が国だとしたら社員は国民となります。国を支える産業は我々が取り組んでいる事業。国家の繁栄はその事業を支えて下さるお客様あってのこととなります。国家の最大の役割はあらゆる意味で国民を幸せにすることです。しかし我が国民だけが幸せになればいいのではありません。我が国が存在していることで世界中が幸せになることを使命と常に考えて施策を打たなければならないと思います。

国を司る大臣、つまり幹部社員は国民であるスタッフが幸せになるために日々考え、様々な行動を起こしております。そして国家はその実現の為に様々な投資をしております。例えば社員独立制度。これは成功確率が極めて低いこの業界でどうやったら成功させることができるのかという議論のもとに誕生した制度です。自分の店を持ちたいという夢を持った多くの社員がこの制度を利用しており成功者がどんどん誕生しております。

このような施策を打てるのは、国を支えて下さるお客様あってのことです。数あるお店の中から我々の店を選んで下さったお客様へのご恩返しというテーマでの施策も色々な角度から行っております。例えば東日本大震災では岩手県、宮城県、福島県が大きな被害を受けました。我々のお店はこの地域にもございます。その方々が困っているとしたら黙っているわけにはいきません。利益全額を寄付する目的の復興支援酒場を始めとする様々な復興支援活動はそのような思いの延長線上で誕生した活動です。ドリームリンクという企業があることで社員やお客様、そして日本国、ひいては世界中が幸せになる。そのような企業でありたいと思っております。

株式会社ドリームリンク
代表取締役 村上雅彦

企業国家論。

企業の人事は適材適所で決まります。しかし中々そうはならないポストが1つあります。それは社長というポストです。次の経理部長は誰か、営業のトップは誰が良いのかということは「誰がふさわしいのか」という観点で決まるはずなのに、社長というポストだけは血縁関係で決まることが多いように思います。

社長には様々な力や情報が集まります。非上場の企業の場合はそれが顕著になります。この特殊な権力を自分の子孫に継承させたいと私が知り合った多くの社長が考えていらっしゃいました。そしてそれを実践されておりました。これは日本を始め世界の歴史を見ても感じます。建国するために旗を掲げ、兵を募り、その目的を達成した国王の多くはその権力を子孫に継承させることに没頭します。ひどい場合はその実現の為に家臣を殺してしまうような悲劇も起こります。しかし国家が誕生したのは旗を掲げた国王の力だけではありません。その旗の下に集まって国王とともに戦った家臣を始めとする兵士たちのおかげのはずです。しかし多くの場合、家臣は家臣のままで終わり国王にはなれないのです。

では国を司る国王とはどうやって決められるべきか。それは「誰が国王に最もふさわしいか」という他のポスト同様にシンプルな考えで良いと思います。決して血縁関係で決まるものではないと思います。もちろん、命を懸けて国を興した国王一族への敬意というものは大切ですし、その理念は国の魂であると思います。しかし、どんなに国を思い、どんなに優秀で、どんなに頑張っても国王である社長になれない企業は私には魅力がありません。

私はドリームリンクを創業するときに3つのことを誓いました。1つは子供にこの国の国王の座を継がせない。2つ目は国を潤わせ、国民を幸せにでき、国家を世界の役にたたせることができる新しい国王候補が登場したら、年老いた国王が居心地の良い椅子に居座り続けることはせず、惜しみなく引退する。3つ目がこの国家をより発展させるステップとして株式を上場させるということです。

株式会社ドリームリンク
代表取締役 村上雅彦

世界中を幸せにする。

私たちは「笑顔の法則」を社内で推進しております。笑顔は人を幸せにします。笑顔はその人の周りも幸せにします。笑顔はやがて世界を幸せにすることができると考えております。その輪をより多くの人に伝えていこうということです。

 笑顔が素敵な人の周りには人が集まってきます。笑顔が素敵な人には多くの情報が集まってきます。つまり笑顔が素敵であることは幸せの可能性を多くそばにとり寄せることになります。独身の人がいたとします。その人がこのような笑顔の法則をパートナーへ伝えたとします。2人はいつも笑顔でいます。2人は人気者となり周りには人が集まってきます。色々な素敵な情報を様々な方が教えてくれます。2人は結婚します。2人が作った笑顔の家庭で生まれた子供は笑顔の中で育ちます。外国で過ごした子供が自然にその国の言葉を喋れるようになるのと同じく、その子は素敵な笑顔を自然に習得します。その子の周りには多くの人が集まってきます。様々な情報が集まります。困った時に相談にのってくれる仲間や助けてくれる友人が多くいることとなります。笑顔がその子の人生を幸せにしていく確率を高くするのです。

ドリームリンクという企業で働くことで様々なことを習得でき、伴侶や家族、そして子孫まで幸せになる。その輪が広がり世界が幸せになる。素晴らしいことではないでしょうか。私たちは宗教家や思想家の集団ではありません。しかし企業をいう経済活動を通じてそんなことを実現したいと考えながら事業を構築しております。

株式会社ドリームリンク
代表取締役 村上雅彦

これからのテーマ。

 東日本大震災の被災地を回ってみたら私たちの同業者が困っておりました。家族を失い、家を流され、店も流された方々がたくさんいらっしゃいました。その方々からお話しを伺うことができました。被災された精神的な傷を背負い、仮設住宅で生活されておりました。自治体が復興のために作られた屋台村で小さなお店を持たれている方もいらっしゃいました。その方々は生きていくことで精一杯でした。色々とお話しをしていると「いずれ以前のような大きな店を持ちたい」という夢を口々におっしゃっていらっしゃいました。しかし、店舗経営は投資です。リスクがあります。優先順位としてはまずは住む場所の確保、つまり住宅の再建をお考えでした。リスクがある店舗の再建には二の足を踏んでおられるのです。

 今、取り組んでいる活動の一つとして被災地へ店を造っております。被災地へ人々が集える赤提灯の灯りを灯す。店が軌道にのったら地元の方々へ譲っていきたいと思います。店が存在し、売上が見え、利益が見込めるようになればリスクはかなり軽減されます。私たちがそのリスクを背負うことで、同業者で困っている被災地の方々へもう一度店舗を持って頂くことができると思います。被災地は復興計画などが定まっておらずに建築制限がある地域がまだまだあり、中々店舗候補地を見つけることは難しいことですが少しずつお店はできあがってきております。

 私は社員に「困った人がいたら助けてあげるという当たり前のことができる人間になろう」と言っています。何も大きなことをやれと言っているのではありません。また無理なことをしろと言っているのでもありません。転んでいる人がいたら「大丈夫ですか?」と声をかけてあげなさい。「どうぞ」と手を差し伸べる人間になろうということです。震災翌日の3月12日から始めた炊き出しや、復興支援酒場での寄付は転んだ人へ「大丈夫ですか?」と手を差し伸べることなのだと思います。また、被災地へ店を造ることもその延長です。しかし、本当にやらなければならないことは「手を差し伸べた後に、なぜその人が転んだのかという原因を突き止めてそれを無くすこと」ではないかと思いました。転んだ原因が大きな石であったら、次の人が転ばない様に皆で力を合わせてその石を取り除く。これが本当に社会の役にたつ企業ではないかと思いました。残念ながら現在の私たちにはその力がありません。手を差し伸べるだけで精一杯です。民間の企業としてまだまだ出来ることはたくさんあるはずです。その実現のためにももっともっと社会の役に立つ力をつけなければと思いました。漠然としたテーマですが大切なことを復興支援酒場の活動を通して、また被災者の方々から教えて頂きました。私たちが今後打つ施策(しさく)に大きな影響を与えるテーマであります。

株式会社ドリームリンク
代表取締役 村上雅彦

ドリームリンクという社名の意味。

 人には夢があります。ただ夢をかなえることは中々難しいことです。なぜ難しいのか。それは多くの人は1人で頑張るからです。しかし1人の夢を多くの仲間で実現するという考え方にたってみてください。実現の可能性はグッと高くなります。1人では出来ないことでも複数ならできるようになることがたくさんあります。1人では出ない知恵も複数で考えるとひらめくことがあります。ドリームの「D」は半丸です。半丸が2つ重なると丸になります。丸が2つ重なると無限大の記号になります。ドリームリンクとは1人1人の夢を全員の力で叶えていこうという企業です。「あなたは将来なにをしたいのか?」その答えがその人の夢です。その夢を複数の力でどんどん叶えていく。国民である社員、国を支えて下さるお客様、お取引様を始め弊社へ関わる様々な人々、ひいては世界中にある色々な「D」をどんどん重ねていき、たくさんの無限大をあちこちに作る。そんな夢を持って作られたのがドリームリンクなのです。

株式会社ドリームリンク
代表取締役 村上雅彦

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